VOA (Voice of America) のツイッター買収の記事を読んでいたら、takeが第5文型 (SVOC) で使われていました。
この文です。
American businessman Elon Musk has offered to buy Twitter and take the company private.
take the company private の部分ですが、the companyがtakeの目的語(O)、privateが形容詞で補語(C)になっています。
第5文型は目的語と補語の間に主語と述語の関係が隠れています。the companyがprivateな状態になるということです。
このprivateは、株式を非公開化するという意味です。イーロン・マスクさんがツイッター社を買収して、株式を非公開化することを提案したという意味になります。
andは to buy Twitterと (to) take the company privateを対等につないでいます。
takeが第5文型を取ることができることは、ジーニアス英和に書かれていました。
[SVOC/SVO [副詞(句)] ]の形を取ることができ、Cは形容詞・前置詞句が入るとありました。
ジーニアスには例文として、Take it easy.が挙げられていました。この文は、Duo3.0の2番目の文でも出てくるので、覚えている人も多いと思います。
さらに驚いたのが、Take it easyのeasyは形容詞ではなく副詞だということです。副詞はeasilyじゃないのと思ったのですが、Take it easyのeasyは副詞扱いになるようです。ちょっと今の僕のレベルでは理由がわかりませんでした。
takeが第5文型の形を取る例はあまり辞書には載っていなかったので、生きた例を見つけることができてよかったです。