以前から興味のあった柴田徹士さんの「英文解釈の技術(オンデマンド版)」をアマゾンで購入しました。
買った理由
定価が税込みで5,830円と若干躊躇する価格で、書籍名で検索をかけてもレビューがヒットしないということもあり、購入に二の足を踏んでいました。
中原道喜さんの聖文新社の書籍が金子書房で復刊された際、同時に電子書籍も販売されたので、もしかしたら柴田徹士さんの「英文解釈の技術(オンデマンド版)」も電書化されるかもと期待したのですが、今のところ実現されていません。
金子書房のページで「英文解釈の技術(オンデマンド版)」を購入できるオンライン書店のリンクが掲載されているのですが、現時点で在庫があるのはアマゾンのみでした。
アマゾンは書籍の梱包が雑なので、あまり使いたくないのですが、楽天ブックスやヨドバシにも在庫がないので、購入するならアマゾン一択になります。
オンデマンド版ということは、注文があれば刷るというスタンスなのでしょうが、アマゾンの在庫がなくなったあとがどうなるかわからなかったので、購入することにしました。
案の定、アマゾンの梱包が雑だった
やはりアマゾンの梱包は雑でした。
プチプチのない封筒に入って届きました。
楽天ブックスやヨドバシだとプチプチ付きの封筒で届くので、僕は紙の書籍を購入するときはほぼアマゾンを使いません。
アマゾンも昔はプチプチのある封筒を使っていたように記憶しているのですが、いつの間にか梱包が簡素になってしまいました。
アマゾンで紙の書籍を購入した際、輸送中に表紙と本がズレて、表紙がボロボロになるという経験を何度かしましたが、今回は大丈夫でした。
判型はB6
現物を見た感想は思ったよりも小さいなということです。調べると、判型はB6でした。Duo3.0と同じサイズです。
中身
所々印刷が薄い場所がありますが、ちゃんと読めます。
ページ番号は497まで振られています。出版社の情報では514ページのようです。
索引がかなり充実しています。伊藤和夫さんの本が好きな人に合いそうです。
内容
パラパラと目を通した限りだと、普通に難しいです。本書の読み方を読むと、高校生向けの本のようですが、高校のレベルをはるかに超えていると思います。奥付を見ると、本書の初版が出たのは1960年となっていますが、当時の高校生がこのレベルの英文を本当に読めたのだろうかとちょっと疑問に思いました。
少なくとも今の高校生が英語の参考書として購入するものではないです。僕のような英文解釈に興味を持っている大人が買うものだと思います。
買ってよかったと思う
値段も高くて、なかなかレビューもなかったので、購入するに至るまで時間がかかりましたが、買ってよかったと思います。演習に入るまでに何ページにもわたって英語を勉強する心構えが書いてあるのが今の参考書ではあまり見かけないことなので、新鮮に感じました。
出版社のページやアマゾンの販売ページに、せめて数ページのプレビューでもあればいいのになと思います。