冒頭、フラーゼが皇帝に謁見していた。
僕は魔導特務隊の詰所は宮殿とは別の建物にあると思っていたけど、魔導特務隊の拠点は宮殿内にあることがわかった。舞踏会の会場で戦闘が起こってもフラーゼもすぐに参戦できるというわけか。
皇帝が思いのほか若そうでびっくりした。
皇帝は帝国の衰退を確信していることに驚いた。僕は今まで帝国はずっと魔法を軸に繁栄を続けているものだと思っていた。
皇帝はデンケンやフラーゼと積極的にコミュニケーションを取っているようなので、お飾りのような存在ではなく、指導者としてかなり優秀そうな人に思えた。皇帝は魔法を使えるのだろうか。
フラーゼがデンケンを排除したのはなぜなのだろうか。フラーゼとデンケンは魔法に関しては同じ考え方だと思うのだけど。
ルティーネとイーリス、ラントとユーベルの交戦が開始された。
次号で続きが読めるのはうれしい。