英辞郎のテキストデータがワンコイン以下の値段で販売
先日、英辞郎に関して情報収集をしていたら、BOOTHで英辞郎のテキストデータが販売されているということを知りました。
販売ページを見てみると、「英辞郎 Ver.144.10(2024年4月7日修正版)のテキストデータ」とありました。
「2024年4月7日までに発見された間違いは修正されています」とも書かれていたので、てっきり最新のデータだと勘違いして買ってしまいました。(値段が495円だったというのも購入の決め手になりました)
買ってちょっとしてから気付いたのですが、これは最新のデータではありませんでした。
こちらのページに詳しく情報が載っているのですが、英辞郎 Ver.144というのは、書籍で販売されていた英辞郎の第8版と第9版の間あたりのデータのようです。時期でいうと、2014年から2016年あたりのデータです。
僕は書籍の英辞郎の最後のバージョンである第11版を持っています。これはデータとしてはVer. 159(217万項目)2020年1月8日版とのことで、時期的に新型コロナ関連のニュースが出始めたあたりになります。
僕は「英辞郎 Ver.144.10(2024年4月7日修正版)」をBOOTHで買った時、第11版よりも新しいデータだと思い込んでいたので、まずはcovidで検索をかけました。そしたら、「COVID-19 divorce」しかヒットしなかったので、おかしいなと思って確認したら、最新のデータではないということがわかりました。
ただ、英辞郎 Ver.144.10は時期的には2014年から2016年のデータのはずなのに、その時期には存在しないはずの「COVID-19 divorce」や「Covidivorce」という言葉が入っていたのかは謎です。おそらくはデータを管理する過程ででさまざまなバージョンがごっちゃになってしまったのだと思います。
英辞郎のテキストデータはPDICというソフトに読み込ますことができます
ちなみにこの英辞郎 Ver.144.10のテキストデータを、PDICというソフトに読み込ませれば、書籍版の英辞郎と同じ感じで扱えます。詳しい手順はこちらのページに解説があります。
詳しい手順は上記ページの通りなのですが、単語を検索する際は「サンプル」ではなく「標準辞書」にしないと検索できないので注意してください。
英辞郎のテキストデータはgoogle choromeでも使える
chromeの拡張機能であるMouse Dictionaryにも英辞郎 Ver.144.10のテキストデータを読み込ますことができます。Mouse DictionaryにはFirefox版もあるようです。
英単語の上にマウスで重ねるだけで、意味が表示されます。単語だけでなく、熟語の意味まで表示されます。
単語をドラッグして選択すると、スピーカーのマークが出て、発音も聞けます。かなりすごい拡張機能です。
マウスを重ねて英語を読んでいくと、実はこの単語同士のつながりって熟語だったんだと気付くことが多くてすごく勉強になります。
まとめ
こちらのページによると、Ver.145 以降のテキスト形式のデータが販売される予定はないようです。
今回、最新のデータだと勘違いして、英辞郎 Ver.144.10のテキストデータを購入してしまいましたが、結果的にはよかったです。
特にchromeの拡張機能のMouse Dictionaryが便利で、わざわざ単語をコピペしなくてもマウスを重ねるだけで意味が表示されるのはとても便利です。
BOOTHでの販売がいつまで続くかもわからないので、気になる人は早めにチェックした方がいいと思います。ワンコイン以下の値段の投資で英語を読むのがかなり効率的になります。