ポメラの新型のDM250が2022年7月29日に発売されます。
スペックはこちらのキングジムのページによくまとまっています。
これを見る限り、DM250はDM200の後継機種といった感じです。
バッテリーが24時間持つようになったのはすごいと思います。それでいて、充電時間が4時間と、DM200と比較して1時間も短くなったのもすごいです。ケーブルもType-Cになったので、Androidスマホの人にとっては扱いやすくなりました。
DM200のケースのDMC5が流用できるのもすごいなと思いました。
シナリオモードというのが追加されて、すっかりクリエイティブな物書きマシーンになってしまいました。
DM200から大幅に機能が改善されたのに、価格としては5000円しか上がっていないのはすごいと思います。
機能が大幅に改善されたのにDM300とはせずにDM250としたのは謙虚だなと思いました。
とはいえ、税抜きで54800円です。税込みだと6万円を超えます。(現在アマゾンだと税抜き価格くらいの値段で購入可能です)
最終的には実売価格で3万円ほどになるとは思いますが、DM200もなかなか値崩れしなかったので、実売で3万円になるのは数年かかりそうです。
しばらくはアマゾンで4万円台後半から5万円台前半くらいの値段で推移しそうです。
DM250で一番残念だったのはファイル名の最大文字数が全角18文字ということです。
これはDM200でもそうでしたし、DM100でもそうでした。
DM250の取扱説明書はこちらから見ることができます。
取扱説明書の54ページに「ファイル名の最大入力文字数は、全角 18 文字です」との記載があります。
DM100でファイル名の最大文字数が全角18文字というのは仕方ないことだと思うのですが、DM200からはポメラはLinuxがベースになっていて、もはやポメラは小さなパソコンです。
Windowsではファイル名の最大文字数は250から260文字ほどです。
それを考えると、いくらなんでもDM250のファイル名の最大文字数が全角18文字というのは少なすぎると思います。
僕は現在DM100を使っていますが、ファイル名の最大文字数が少ないのは不満です。どうしてこれがDM200やDM250で改善されていないのか不思議に思いました。
僕はポメラの新機種は2022年に出るにしても、年末あたりかなと予想していました。7月29日に発売するのなら、その直前にわざわざDM200を発売終了にしなくてもよかったのにと思いました。
このおかげでポメラ自体の開発が終わってしまったのかと勘違いしてしまいました。