ソリテール対フェルン・シュタルクの戦いの続きかと思いきや、まさかデンケンとマハトが戦うことになるとは意外だった。
僕はマハトはソリテールを止めて、間接的にフェルンとシュタルクに加勢する形になると予想していた。
デンケンが1級魔法使いになった特権として、ゼーリエから呪い返しの魔法(ミステイルジーラ)の授与を受けていたとは。なるほどそうきたかと思った。見事な伏線回収だと思った。
ミステイルジーラが習得に100年もかかる魔法だとは知らなかった。魔法は魔導書を読めば習得できるものとばかり思っていた。
直前に黄金郷に調査に入った部隊が全滅していたので、なぜ、ゼーリエは弟子たちにミステイルジーラを教えなかったのか不思議に思っていたけど、教えたくても教えることができなかったというわけか。
魔法を譲渡する魔法(フィーアヴェリア、これも縦書きだと大きな「イ」「エ」なのか、小さな「ィ」「ェ」なのかわからない。魔法にアルファベット表記があると助かるのだけど…)という概念も面白いなと思った。
フィーアヴェリアは自分が習得した魔法を他人に譲渡してしまうので、ゼーリエはミステイルジーラが使えない状態になった。ゼーリエ曰くミステイルジーラ以外にも呪い対策はまだあるようで心配ないらしい。
短期間で魔法を習得できる魔法みたいなものもあったりするのかな。他人の魔法を盗む魔法とか。
マハトはデンケンのミステイルジーラによって全身が黄金になった。以前、ゼーリエからミステイルジーラを受けたときは腕のみが黄金になった。
このことから、マハトは本気で手加減なしでデンケンを黄金に変えようとしていたことがわかる。支配の石環は反応していないようなので、やはりマハトは悪意という概念は理解できていないようだ。
早く続きが読みたいけど、残念ながら次週は休載。おそらく連載100回記念やアニメ化などの話で相当忙しいのかなと想像した。次回は24ページも掲載されるようだけど、無理だけはしないでほしい。