
goo辞書が2025年6月25日(水)にサービスを終了するとのことです。(23時59分終了ではなく、13時終了予定です。)
goo辞書のサービス終了にも驚きましたが、それ以上にサービス開始が1999年ということに驚きました。1999年というインターネットの初期から四半世紀にわたって、無料でさまざまな辞書が使えていたというのは本当にすごいことだなと感じました。
上記のお知らせのページを見ても終了する理由が書かれていなかったので、理由はわからないのですが、サイトに広告を掲載していても、それに見合うだけのものがなかったということなのだと思います。
2年前に研究社のルミナス英和・和英辞典も無料で使えなくなりましたが、オンラインで無料で信用できる辞書が使えなくなるのは本当に残念です。
僕は普段、ロゴヴィスタの電子辞書をインストールして使っています。オンラインの辞書のように様々な端末で使えるという利点はありませんが、その代わりネットがつながっていなくても使えますし、買い切りなので追加料金が発生しないのもいい点だと思います。
辞書のサブスクのサービスもいくつかありますが、自分が使いたい辞書だけがあるプランというのがなかなかないのが現状です。
そう考えると、Windowsのパソコンを使っている人なら、ロゴヴィスタで自分の欲しい辞書を買ってインストールするのが一番いいと思います。goo辞書にある「デジタル大辞泉」はありませんが、ロゴヴィスタには「大辞林」や「広辞苑」があります。「プログレッシブ英和中辞典」はありませんが、「研究社英和中辞典」があります。
ロゴヴィスタの辞書では「前方一致(goo辞書の「で始まる」に相当)」「完全一致(goo辞書の「に一致する」に相当)」「後方一致(goo辞書の「で終わる」に相当)」「部分一致(goo辞書の「を含む」に相当)」「全文検索(goo辞書の「を説明文に含む」に相当)」ができるので、goo辞書をクロスワードパズルを解くために使っていた人もこれまでと同じような使い方ができます。ウィンドウズだけでなく、iOSやAndroid版もあります。
今まで無料で辞書が使えていたのが異常な事態だっただけで、それが本来の形に戻っていくということなのかもしれません。辞書もサブスクが主流になっていくのかもしれませんが買い切りという選択肢も残って欲しいなと思います。