和彦と母親(重子)は折り合いが悪いようだ。
電話するのも実家に帰ったのも久しぶりのようだった。
愛と付き合っていたとき、和彦は重子に愛を紹介しなかったのだろうか。和彦が紹介したい女性がいるといったとき、重子はその人の名前はと聞き返していたので、おそらく和彦は愛のことはまったく重子に言っていないのだろう。
母親とは距離があるとはいえ、結婚の直前まで行った女性のことを全く母親に紹介しないなんて不誠実だなと思った。それに対して、暢子のことはすぐ母親に紹介して、話が破綻していると思った。やっぱり前回を最終回にして打ち切っておいた方がよかったように思った。
重子は一人暮らしで、お手伝いさんがいた。青柳家というのはもともと名家なのだろうか。重子は見た感じお嬢様っぽい感じがして、働いている感じはしなかった。和彦の父は養子だったのだろうかと思ってしまった。