城塞都市ヴェイゼでの話。この地域が黄金郷のようだ。
レルネンの個人的な依頼を受ける形で、フリーレンたちはデンケンと合流。
黄金郷を覆う大結界の中に七崩賢(しちほうけん)の最後の一人である黄金郷のマハトが封印されているとのこと。マハトは封印されているけど、黄金郷の範囲は少しずつ広がっているというのはどういうことなのだろうか。封印でも抑えきれないくらい、マハトの黄金化の能力が強いということなのだろうか。
今回の話でフリーレンとマハトが過去に対決して、フリーレンが負けていたことがわかった。フリーレン曰く、人生で負けたことのある11人の魔法使いのうちの一人とのこと。クヴァールもそのうちの一人。第78話コリドーア湖の話で、船での道中、フリーレンは何か知ってそうな顔をしていたけど、まさかマハトと戦っていたとは思わなかった。
マハトとの戦いの回想シーンのフリーレンの服装が、ヒンメルたちといたときの服装と違うので、マハトと戦ったのは勇者一行のパーティに参加する前の話なのだろうか。多分、これはマハトとの対決の際、明らかになるはず。
あと、わかったのは結界は時間を完全に停止させるものではないということ。
フリーレンのセリフで「確実に仕留めることを考えれば、このまま結界に封じ込める込め続けた方がいい。100年でも1000年でも。」「どうせこの地方が黄金郷に包まれる前に、マハトの寿命がやってくる。ゼーリエもたぶんそのつもりなんじゃないかな。」というのがあった。
時間を止める効果が全くないのかそれとも少しはあるのかわからないけど、この世界観での結界というのは動きを止めるだけのものということなのだろう。
確かに倒せないほど強い相手なら、結界で動きを封じて相手の寿命まで待つという戦略が一番ベストだと思う。
今回の話では出てこなったけど、黄金郷を目指していた人々はどうなったのか気になる。今週号の扉絵は、デンケンが黄金になった故郷のベンチに座っているというものだったので、触れたら全て黄金になるという性質のものではなさそう。
マハトは七崩賢(しちほうけん)の最後の一人で、かつ七崩賢最強ということなんだけど、マハトが破れたら、魔族と人間のパワーバランスがますます崩れそう。全知のシュラハトも気になる。
来週休載なのが残念。2週間後を楽しみに待つ。