アマゾンのトップページにこのようなリンクがありました。
どうやらアマゾンでkindle本のキャンペーンを行っているようです。
期間は10月15日から10月28日までで、対象の電子書籍を300円購入するごとにスタンプが1個貯まり、それが10個になると、150円分のポイントがもらえるとのことです。
ページのリンクを貼ろうと思ったのですが、対象者限定のキャンペーンとのことです。
ちょっとおもしろいなと思ったのはこの部分です。
スタンプ獲得の対象商品の購入であっても、本キャンペーンにエントリー前の購入はスタンプ獲得の対象となりません。
文面だけを見れば、まるで楽天のようなので笑ってしまいました。
このキャンペーンの残念なところは、300円区切りになっているところです。どういうことかと言うと、400円の電子書籍を購入すれば、100円はそのまま切り捨てになるということです。
例えばですが、鬼滅の刃のkindle版は1巻が418円、最終巻の23巻は481円です。電書のマンガは1冊だいたい400円から500円台です。300円区切りだと、かなり端数が出てスタンプに加算されない無駄が出てしまいます。楽天koboだとまとめ買いは簡単にできるのですが、kindleは基本まとめ買いができません。kindleでまとめ買いができるのは鬼滅の刃のような同じシーリズを複数冊同時購入するときだけです。(鬼滅の刃を全巻買ったり、10巻から12巻までを買ったりとか)
トータルの購入金額に応じてポイントを還元するシステムにすればわかりやすくて端数が無駄にならないのでいいのになと思いました。
今年でkindleが日本に上陸して9年になりますが、キャンペーンの規模がどんどん小さくなってるなという印象を受けます。以前だとほぼ全品のkindle本がポイントで半額還元みたいなキャンペーンもありました。koboも金額に関係なく使える半額クーポンがばんばん配布されていました。
そんな昔を知っているとさみしい気持ちになります。
現状、定価の状態だと電子書籍と紙の書籍の価格差はほぼありません。紙の書籍は場所は取りますが、読んだあと必要なくなればフリマアプリでそれなりの値段で処分できます。値段的なメリットがなければ、他人に売ったり譲ったりできない電子書籍は不利だなと感じます。
僕はe-ink端末で読書するのが好きなので、e-ink端末を出し続けてくれているアマゾンと楽天koboにはがんばってもらいたいのですが、定価の段階で紙の書籍よりも3割程度は安くないと、電子書籍を買ってみようという人は少ないのかなと思います。
結局、1冊だけ購入
今回のスタンプカードのキャンペーンで1冊だけ購入しました。600円弱の本だったので、スタンプが1個だけ押されました。