貴族には気品や権威が必ずしも必要というわけではないらしい。
帝国のように常に魔族の脅威にさらされている地域の場合、力こそ正義という魔族のような価値観になるようだ。
とはいっても、今回のアルメー伯のように、いくら戦争に強くても政争に負けると没落してしまうのが、人間の世界なんだなと感じた。
アルメーさんの「体がポカポカする魔法」、アルメーさん本人は上半身裸の状態でも大丈夫だったけど、シュタルクの場合は上半身裸で過ごせるほど温かくは感じなかったようだ。魔法のかかり具合には体質的なものもあるのだろうか。あとどうでもいいけど、「ポカポカ」と表記するよりも「ぽかぽか」と表記した方が温かく感じるような気がした。
最後に出てきた大蛇の魔物、右に眼が6つ、左に眼が1つあった。どういう風に見えているのか気になった。普通に考えたら右側の方がよく見えるのかな。
シュタルクが魔物の正面、フリーレンとアルメーが側面、フェルンが後部を攻撃していた。魔物の視界をシュタルクに集中させ、その隙を残り3人でつくという戦法だったのだろうか。即席にしてはよい連携だった思う。