マルクス・アウレーリウス 自省録 (岩波文庫)
2月21日(月)に放送されたミステリと言う勿れ第7話で炎の天使編が完結しました。門脇麦さんが演じたライカという女性が出す書籍暗号の解読のキーが岩波文庫の自省録(神谷 美恵子訳)でした。
ドラマの影響で岩波文庫の自省録が売れていて品薄状態になっているようです。
それにつられて、講談社学術文庫の自省録も売れているようです。講談社学術文庫の自省録ではドラマの書籍暗号は使えないので注意が必要です。(出版社と訳者が違うので本文もページも違うためです)
とはいえ、自省録自体が売れているのは、ドラマきっかけで自省録を読んでみたいと思った人が多いからだと思います。
それに応えたのかどうなのかわかりませんが、岩波文庫の自省録のkindle版がkindle unlimitedの読み放題の対象になりました。僕の知る限り、以前はkindle unlimitedの対象ではなかったので、ドラマきっかけで読み放題の対象にしたのだと思います。そう考えると、なかなかプロモーションがうまいなと思います。
マルクス・アウレーリウス 自省録 (岩波文庫)
岩波の自省録は品薄気味で、一部で価格も高騰しています。紙の書籍で読んでみたい人は、絶対に増刷されて、新規入荷するので、しばらく待った方がいいです。わざわざ定価以上の価格で買う必要はありません。
どうしてもすぐに読みたい人はkindle版がおすすめです。
kindle版なら文庫よりも安い価格で購入できます。kindle unlimitedの対象書籍になったので、kindle unlimitedの会員の人は追加料金なしで読むことが可能です。
講談社学術文庫の自省録もkindle版があります。こちらはkindle unlimitedの対象書籍ではありませんが、新訳で読んでみたい人はこちらもおすすめです。
マルクス・アウレリウス「自省録」 (講談社学術文庫)
超訳自省録というのもあります。気軽に自省録を読んでみたい人はこちらもいいかもしれません。こちらはkindle unlimitedの対象書籍になっており、会員なら追加料金なしで読めます。こちらは1冊1,777円なので、この1冊だけでkindle unlimitedの月額料金をペイできます。
超訳 自省録 よりよく生きる