リンク
日栄社の「新・要説 今昔・宇治拾遺物語」に掲載されている「古今著聞集」の「小式部内侍、歌によりて病癒ゆること」を読んでいたら、「息のしたに」ということばが出てきました。口訳には「(苦しそうに)やっと息をついて」と書かれていたのですが、語釈のところには掲載されていませんでした。
最初、「した」に苦しいとかの意味があるのかなと思って、古語辞典を引いたのですが、「した」にそのような意味はありませんでした。
で、いろいろ調べた結果、「息の下」という表現があることを知りました。
大修館の『新全訳古語辞典』には「息の下」で項目が立てられており、「〔名〕息も絶え絶えにものを言うようす。」と記載されていました。
「息の下」という表現は現代でも使われているのかよくわからないのですが、僕が持っているロゴヴィスタの「大辞林第四版」「旺文社国語辞典第十二版」「広辞苑第七版」にも記載がありました。「研究社新和英辞典第5版」にも項目があってびっくりしました。
